2010年11月28日日曜日

2010年は「カーシェアリング元年」になるか

 環境意識の高まりと、クルマの利用ニーズの多様化。これらを受けて、クルマや自転車のシェアリングサービスが活発化してきている。

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 日本国内だけ見ても、この分野の老舗であるオリックス自動車の「プチレンタ」はもちろん、コインパーキング事業者大手のパーク24がマツダレンタカーと展開する「カーシェア24」や、中古車販売大手ガリバーインターナショナルの「カーシェアメイト」などが積極的に利用エリアを拡大。都心からスタートしたカーシェアリングサービス「careco」などもスタート。都内では、あちこちにカーシェアリングの利用ステーションを見かけるようになってきた。

 カーシェアリングは新たなクルマ利用スタイルとして、どこまで広がっているのか。そして、カーシェアリングの周辺ビジネスはどこまで拡大するのか。今回の時事日想は特別編として、2010年の注目ビジネスである“カーシェアリング”にフォーカスしてみよう。

●相次ぐ利用エリア拡大。高まるカーシェアリングの使い勝手

 カーシェアリングは複数のユーザー(会員)でクルマをシェアし、“必要な時だけクルマを利用する”サービス。料金体系は「基本料+15?30分単位の時間課金」で、クルマの購入費はもちろん、駐車場代や保険料、ガソリン代などの維持費もいらない※。利用予約はPC向けのWebサイトや携帯サイトから行い、鍵は専用のICカードかおサイフケータイを使うため、クルマを使う度にレンタカーのような事務手続きをする必要はない。こうした特徴からカーシェアリングは、通勤?通学など日常的な移動にクルマを必要とせず、駐車場代が高い都市部向けの新たな公共交通サービスとして広がってきている。

※カーシェアリングではガソリン代は利用料金に含まれている。レンタカーのようにユーザー負担で給油しなくてよい。

 とりわけ2009年から2010年までは、カーシェアリング事業者各社の利用エリア拡大が相次いだ。

 例えば、最大手のオリックス自動車では自社での貸出ステーション開発のみならず、提携案件が増加。ファミリーマートや大阪府豊中市と提携するなど、利用エリア拡大が急ピッチで進んでいる。最近は、「マンションの敷地内駐車場が埋まらず、その一部を貸出ステーションにしたいという申し出も増えている」(オリックス自動車)という。

 また、プチレンタでは環境貢献への取り組みにも積極的に力を入れており、まだ一部の貸出ステーションのみではあるものの、三菱自動車の電気自動車(EV)「iMiEV」を導入。EVシェアリング事業にも意欲を見せている。

 一方、貸出ステーションの展開で有利なポジションにあるのが、パーク24の「カーシェア24」だ。同社はコインパーキングで最大のシェアを誇る「タイムズ駐車場」を手がけており、カーシェア24はこのタイムズ駐車場の一部を貸出ステーションとして利用することで、効果的なインフラ投資?利用エリアの拡大を行っている。2009年11月末時点の貸出ステーション数は全国136カ所、会員数は約3000人で256台の車両が運用されているという。

 カーシェア24でユニークなのが、カーシェアリング用の車種選定だ。カーシェアリングで使用するクルマは、燃費がよく維持費の安いコンパクトカーや軽自動車を用いるのが一般的。カーシェア24でも主力車種はマツダの「デミオ」だが、一部の貸出ステーションではBMWの3シリーズやアウディ A4、フィアット 500など輸入車も取りそろえている。これらのクルマも通常料金で借りられるため、「カーシェアリングでも、おしゃれなクルマに乗りたい」という人にぴったりなのだ。

●カーシェアリングで、クルマ購入を促す!?

 カーシェアリングというと、“クルマを買わないためのサービス”という見方が一般的だ。それに対して、カーシェアリング利用の促進がクルマ販売の“地ならし”になると見るのが、中古車販売大手のガリバーインターナショナルや、ドイツ車メーカーであるアウディグループと住友不動産のカーシェアリング事業だ。

 まず、ガリバーインターナショナルの「Gulliverカーシェアメイト」だが、このサービスでは同社が手がける中古車をシェアリング車両として用いて、住宅地や賃貸住宅に貸出ステーションを積極的に展開している。これは「(会員に)さまざまなクルマに乗ってもらうことで、まずはクルマに乗る機会を提供したい」(ガリバーインターナショナル)という考えからだ。特に重視しているのは、クルマ離れが進んでいる都市部の若者層で、2009年10月には単身者向け賃貸アパートを多く手がけるレオパレス21と提携した「レオガリバーカーシェアリング」を始めている。

 「若者のクルマ離れが起きると、大きな影響を受けるのが(若者が最初に買うことの多い)中古車販売なのです。我々にとって一番困るのは、若者がまったくクルマに乗らず、クルマから遠ざかってしまうこと。カーシェアリングの会員がすべて(中古車)販売に結びつくわけではありませんが、気軽にクルマに乗れる環境をカーシェアリングで用意し、その(会員の)中から将来『やっぱりクルマを購入したい』というお客さまを作りたい。そして、クルマを買う時にはガリバーから買っていただきたいと考えているのです」(ガリバーインターナショナル)

 こうした狙いもあり、先述のレオパレス向けの貸出ステーション展開のほかにも、「将来的には大学キャンパスなどに貸出ステーションを置き、スポーツカーなど若者にいろいろなクルマを楽しんでもらえる環境を作りたい」という。

 一方、富裕層向けのカーシェアリングでブランド訴求を行うのが、アウディ ジャパンとアウディ ファイナンシャル サービス、住友不動産が取り組む「アウディプレミアムカーシェアリング」だ。

 こちらは東京都港区の泉ガーデンのレジデンスまたはオフィス入居者専用のサービスで、主なユーザーは外国人エグゼクティブ、経営者層、医者、弁護士などの富裕層になっている。アウディは、本国ドイツではメルセデスベンツやBMWに比肩する高級ブランドだが、日本ではブランド構築の歴史がベンツやBMWより浅く、その訴求力はやや弱い。そこで富裕層がカーシェアリングで気軽に乗れる環境を用意することで、アウディの認知度向上とブランド訴求を行うのが狙いだ。

●カーシェアリングの広がりは、IT業界としても注目

 カーシェアリングの増加は、IT業界を中心に新たなビジネスやサービスの市場を作る効果もある。

 まず、すでに動き出している市場として挙げられるのが、車載器と通信モジュール、動態管理用テレマティクスシステムなどだ。

 カーシェアリングは、会員の認証や利用予約管理をサーバー側で実施、クルマの管理はモバイル通信経由で行うことで、貸出ステーションの無人化を実現している。そのためカーシェアリング用のクルマには、GPSとモバイル通信モジュールを組み合わせた車載器が搭載されており、現在地や車両の状態、利用状況などがサーバーで把握?管理されている。カーシェアリングの実現には、この動態管理のためのテレマティクスシステムが必須なのだ。

 オリックス自動車やパーク24など、すでにカーシェアリング事業に参入している事業者は、動態管理システムを構築している。しかし、今後、カーシェアリング用の車両が増えれば、車載器と通信モジュールは台数が増えるごとに必要になる。

 また最近のトレンドでは、ガソリンスタンドや中古車販売業者、自治体などが副業でカーシェアリングサービスに乗り出すケースも増え始めている。例えば、昭和シェル石油は2009年12月からカーシェアリングサービス「まちのりくん」の実証実験を実施中だ。こうした事業者は車載器も含めた動態管理システムをアウトソーシングするケースが多く、これらはIT業界の新たなビジネス領域として注目されるだろう。

 ほかにも、カーシェアリングの一般普及が進めば、搭載カーナビに“個人のデータが保存できない”といった使い勝手の悪さも、ユーザーの不満として生じてくるだろう。通信型カーナビやナビ連携型のクラウドサービスにとっても、カーシェアリングは相性がいい。クルマ利用型サービスであるカーシェアリングは、さまざまな形でITの周辺ビジネスやサービスとの連携が考えられるのだ。

●2010年はカーシェアリング元年

 日本におけるカーシェアリングは、まだ普及拡大期に入ったばかりであり、利用者数でみるとそれほど多くない。しかし、2009年後半から貸出ステーション数は急増しており、利用環境の整備が進んできている。とりわけマンション敷地内駐車場の有効活用や、コインパーキング活用による貸出ステーション増加は、今年大きく進むだろう。これら貸出ステーション増加に伴い、各事業者の会員獲得キャンペーンも積極化。例えば、先述のカーシェア24では、2010年1月から3月末まで、会員の月額基本料を無料にする「月額無料キャンペーン」を実施している。

 電車?地下鉄?バス網が発達している都市部を中心に、「クルマがなくても生活できる」「クルマはいらない」という声をよく聞くようになった。しかし、時と場合によってはクルマがあった方が便利であり、都市部では「クルマの購入?維持費と、利用頻度が釣り合わない。コストパフォーマンスが悪い」というのが実際のところだろう。カーシェアリングは、こうしたクルマを取りまく環境やユーザーの意識の変化を受けて、今後さらに普及拡大するだろう。

 2010年は、カーシェアリングが新たな都市交通手段の1つとして定着していく年になりそうだ。【神尾寿】

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引用元:SEO分析

2010年11月25日木曜日

日経平均は3日ぶり反落、世界的に調整色強まる

 [東京 16日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は3日ぶり反落。前日比150円を超える下落となった。前日の欧米株は高値を更新したものの、取引終了後に決算を発表した米グーグル<GOOG.O>が材料出尽くし的な売りから時間外取引で下落。
 米株先物やアジア株も下落し、世界的に調整色が強い展開となった。為替がやや円高方向に振れたことも嫌気され、広い銘柄に利益確定売りが出た。国内機関投資家などからの売りに押されたが、25日移動平均線付近では底堅さも見せた。
 東証1部騰落数は値上がり320銘柄に対して値下がり1256銘柄、変わらずが96銘柄。東証1部売買代金は1兆5102億円だった。
 グーグルの第1?四半期決算は23%増益となり、アナリストの予想平均を上回っただけでなく、市場の最も強気な予想をわずかながらも上回ったが、株価は時間外で下落。市場では「一部の投資家は決算が市場予想をより大幅に上回ると期待していた」(エドワード?ジョ?ンズのアナリスト、アンドリュー?ミードラー氏)とされ、相当強気の予想が支配していたとみられている。
 日本だけでなくGLOBEX(シカゴの24時間金融先物取引システム)で米株先物(S&Pは)が軟調となったほか、香港や上海などアジア株も総じて下落し、世界的に調整ムードが強まった。市場では「週末の後場で手じまい売りが優勢になっている。人民元切り上げ観測などによる円高圧力がかかっていることもあり上値は重いが、1万1000円近辺の下値では押し目買い注文も厚い」(準大手証券トレーダー)との声が出ていた。
 為替市場で円高が進みドル/円が92円台にまで下落したこともあり、ソニー<6758.T>やキヤノン<7751.T>などハイテク株の一角が売られた。ソフトバンク<9984.T>も安い。ただ楽天<4755.Q>などは小幅高となっており、ネット関連株がすべて軟調というわけでもない。
 みずほ投信投資顧問?シニアファンドマネジャーの岩本誠一郎氏は「インテルやグーグルの決算は期待通り非常に良かった。注目したいのはローエンドの製品増加が止まり、高付加価値の製品やサービスの売り上げが伸びていることだ。日本でも今後、スマートフォンや『iPad(アイパッド)』などネットワークにつながった製品の増加が期待されるだろう。コスト削減による増益という段階から売り上げ増加による増益という息の長い業績回復基調が期待できる」と指摘していた。
 日経平均は後場に下げ幅を広げたが、25日移動平均線(1万1024円12銭=15日時点)付近では下げ止まった。市場では「好調な企業業績が発表される間は、短期的な押し目はあっても底堅いとみている。チャート的にも引き続き右肩上がりのトレンドは崩れていない」(証券ジャパン?調査情報部長の大谷正之氏)との指摘があった。
 米国では来週以降も企業決算発表が相次ぐ。景気回復を背景に好業績を発表する企業が多い見通しだ。過熱感を冷やすために株価の調整が続くのか、それとも格好の押し目となり、様子見の投資家を誘い出すのか、注目される。
 個別銘柄では、東京エレクトロン<8035.T>が続落。2011年3月期の連結営業損益が600億円前後の黒字(前期推定は45億円の赤字)と大幅な改善となりそうだと一部で報じられたが、売りが先行した。米半導体大手のインテルの好決算を受けて先行して買われていただけに、材料出尽くし的な動きになった。
 一方、前日まで6日続落していた東急リバブル<8879.T>は反発。6日に付けた年初来高値934円を更新した。15日に発表した2010年3月期利益予想の上方修正を好感した。連結営業利益は19億2000万円から32億4000万円、連結当期利益は8億2000万円から17億4000万円に増額した。不動産販売の案件を厳選したことで売上高は予想を下回ったが、営業費用の削減が進み利益が上振れた。
 (ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)

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引用元:石材販売、石材情報の専門サイト

2010年11月1日月曜日

富士通のPCサーバ「PRIMERGY CX1000」、ベンチマーク「SPECpower_ssj 2008」で世界最高記録を達成

 富士通は7日、高密度サーバプラットフォーム「PRIMERGY CX1000」が、ベンチマークテストプログラム「SPECpower_ssj 2008」において、2,320 overall ssj_ops/wattの世界最高記録を達成したことを発表した。

 「SPECpower_ssj 2008」は、非営利団体「SPEC」(The Standard Performance Evaluation Corporation)により公開されているサーバのエネルギー効率を測定するベンチマーク。1ワットあたりのサーバパフォーマンスの値を示し、値が高いほど高効率であることを意味する。今回「SPECpower_ssj 2008」において、Intel XeonプロセッサーL5530(動作周波数2.40GHz)を合計76個(38サーバノード×2CPU)搭載の「PRIMERGY CX1000」を測定した結果、2,320 overall ssj_ops/watt(1ワットあたりのコンピュータシステムのスループット)の世界最高のパフォーマンス値を達成したという。3月25日にSPECにより公開された。

 今回の最高記録達成は、大量のノード数を搭載するサーバとして、「PRIMERGY CX1000」の高いエネルギー効率とサーバ性能を証明するものとなる。「PRIMERGY CX1000」は、クラウドコンピューティング環境やデータセンターの構築に最適化されたプラットフォームで、スケールアウト型システムに適した製品。

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PCサーバ PRIMERGY(プライマジー) : 富士通
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引用元:Reign of Revolution 情報局